2015年7月31日金曜日

木蘭と木蓮

東京から時々だがDVDでTV番組の録画を送ってもらう。その中に「ヨルタモリ」の他に「歌うま王座決定戦」という番組が入っていた。蟹江一平という俳優さんが優勝した。この人は昨年亡くなった蟹江敬三氏の息子だ。決勝で「木蘭の涙」を歌って優勝した。準決勝で歌った中島みゆきの「糸」という歌も圧倒的な上手さだった。

「木蘭の涙」を聴いたのは久しぶりだ。同郷の映画監督五藤利弘監督に教えてもらった歌だ。何度聴いてもじんとくる名曲だ。木蘭と木蓮が同じ花を意味する言葉であることをこの曲を教えてもらうまで知らなかった。3月になると緑の葉が出るのを待たずに木の枝にぽかりぽかりと大振りの花を咲かせるこの植物を、昔の人は「木に咲く蘭のように美しい」と讃えた。やがて「木に咲く蓮の花のように美しい」ということに変わったそうだ。









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