2015年8月14日金曜日

栃尾のご縁

様々な出来事が起きたり、いくつもの出会いがあった時に、無関係なように見えても何かの力が働いていて、どこかで通底管のようにつながっているように感じることがある。 「ゆめのかよいじ」、「モノクロームの少女」という栃尾を舞台にした映画を作った五藤利弘監督は長岡出身の人だ。上京篇ともいうべき「スターティング・オーヴァー」と合わせて栃尾三部作となっている。

五藤監督作品が好きで、監督を応援されているTさんは、栃尾名物の油揚げ店の店主が本業だ。栃尾城址についての投稿記事から始まって、連日更新されるブログ日記が気になったのでフェースブック友だちになっていただいた。

高校の同級生のA君とは大学時代によく下宿を行き来した。荒井由美の「飛行機雲」、 「ミスリム」、超人気デュオになる前のオフコースの「この道を行けば」、「ワインの匂い」をテープに録音してもらって毎日聴いていた。A君のフェースブックに小田さんと2ショットの写真がついていてびっくりした。

荒井由美の初期のアルバムに「わたしのフランソワーズ」という歌がある。この人が結婚して名字が変わる前に歌っていた曲だ。フランソワーズ・アルディの「さよならを教えて」が大好きだった荒井由美さんは「まちぶせ」という名曲を書いている。イントロ部分を聴き比べるとなるほどとその関係がわかる。

 栃尾で思い出す人といえば叔父もいる。受験生時代のプレッシャーから始まって苦手で仕方がない。それでもこの人が仕事でニューヨークやクウェートやシンガポールに駐在し、それらの土地からエアメールの絵葉書が届いたことはわたしに強い影響を与えている。四半世紀を越える長い時間を異国で過ごすということもなかったはずだ。 

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