2016年6月21日火曜日

バッテラと棒寿司 ロンドン「但馬亭」で棒寿司を食べたこと 

フェースブックには一年前の投稿を再読させてくれる機能がついている。良い記憶につながる場合はありがたい。そうでない時もあるが、フェースブックには記録したいことを書くので、リマインダー機能に感謝することが多い。

去年の今頃の送別会の投稿が出てきた。以前のロンドンの職場を退職したのは去年の7月なので、6月には何度か送別会をしていただいた。職場の邦人の同僚8人で「但馬亭」に集まってもらったのも懐かしい。皆さん長く職場にいて仕事で関わった人たちだが、家族のある女性陣5人と飲んだり、食事したことはほとんどないので貴重な機会だった。この日本レストランは地下鉄セントラル線のチャンセリー・レーン駅の近くで、職場まで歩いても30分くらいのところにある。

ビールの小瓶の後で男性陣3人は麦焼酎のボトルを空けた。つまみの松前鮨と鰻棒寿司が美味しかったので鯖寿司についてググッてみた。棒寿司とバッテラはどう違うのだろう?バッテラはポルトガル語の小舟に由来するとするものが多数意見で、オランダ語由来だとする少数意見もあるようだ。パリを訪れてセーヌ川下りをした時のボートも「バトー」で似たような音だった記憶がある。そんなことをフェースブックに投稿してみると、物識りのKさんが即座に教えてくれた。「Boatにあたる標準ポルトガル語は Barco (英語の barge = はしけ、と同じ語源)ですが、漁師が漁に使う小舟は Bateiraと呼ばれます。」ふーむ、博覧強記とはこの人のことだ。

ロンドン金融街の風景
 

0 件のコメント:

コメントを投稿